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「なぜゼロ高を作ったのか。」内藤の部屋#02

「なぜゼロ高を作ったのか。」 内藤の部屋 #02

ゼロ高等学院代表の内藤 賢司です。

ゼロ高代表コラム「内藤の部屋」では、「ゼロ高の代表って何を考えているの?」「ゼロ高をどうしていきたいの?」といったパンフレットや説明会では伝えきれない思想やゼロ高の未来についてお伝えしていきます。

第2回となる今回のテーマは「なぜゼロ高を作ったのか。

私が高校生の頃に抱いた大人という存在への落胆、そしてその概念をガラリと変えてくれた新たな大人たちとの出会い。それらを通してなぜゼロ高を設立したのか、ゼロ高生にどんな高校生活を送ってほしいのかについてお話しします。

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|何のために大人になるんだっけ?

私は神奈川県の茅ヶ崎というサザン・オールスターズの桑田佳祐さんの出身地で育ちました。海もあり人は明るく町の空気もゆるやかでとても素晴らしい場所です。

そのような町の中で私は高校生の頃、駅のホームで見たとある光景に違和感を覚えました。

それは、これ以上入らないだろうと思われる電車に大人たちが押し込まれていく光景です。彼らは自分の意思で乗るのではなく、誰かに言われて我慢し、仕方なく乗っているように見えました。その様子はまさに絶望という言葉がぴったりでした。

地元の大人たちは口をそろえて言います。
「遊べるのは若い時だけだぞ」 「ちゃんとした大人になるためにはしっかり勉強するんだぞ」 と。

”何のために大人になるんだっけ?”
”大人になったら奴隷になるの?”
そんな疑問を持ちながら高校生の私は、大人になることへの漠然とした不安と共に悶々と日々を生きていました。

|「大人=奴隷」ではない

私が「大人=奴隷」ではないということを知ったのは大人になってからでした。

東京の表参道へ初めて行った日のこと。お昼に立ち寄ったお店で目にしたのは、自分のブランドの話や今進めているプロジェクトの話などを楽しそうに話す大人たちの姿。

“話が違うじゃねーか!”

あの瞬間は今でも鮮明に覚えています。

私が子どもの頃に「大人」だと思っていた人たちは、環境や状況を言い訳に自分の頭で考えることを諦めた人たちでしたが、そうではない大人がいることに衝撃を受けました。

|「ゼロ高等学院」を設立

私は、かつて見た表参道の大人のように「自分の人生にワクワクして生きてほしい」、そんな想いで2018年に『ゼロ高等学院』を民間の学校として設立しました。

ゼロ高は通信制高校と教育提携することで、高校卒業資格を取得するための時間を効率化し全国の仲間や社会の大人たちと少数精鋭で「起業をすること」そして「行動をすること」を学ぶ学校です。

|大切なことは自分でわかっていくしかない

ここまで読んでいただきありがとうございます。最後にこれだけは覚えておいてください。

「この世界は大切なことは誰も教えてくれない。自分でわかっていくしかない。」

お金や性に関すること、法律、夢を実現させる方法など大切なことは誰も教えてくれません。

高校生のうちから自分で行動して、失敗を経験し、その過程で何が大切なのかを学ぶ。
そんな高校生活をぜひゼロ高で送ってほしいと思います。


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