一歩踏み出した先で”実現したこと

ゼロ高生インタビュー 平田 睦海

さまざまな夢を追いかけるゼロ高生。
今回は、平田 睦海(ひらたむつみ)さんに「行動することで実現したこと」について伺いました。
やりたいことがあっても1歩を踏み出せないひとに、彼女のメッセージを読んでもらいたいと思います。

| きっかけは、ホリエモンへのプレゼン

ゼロ高にはZERO-1 PITCH(ゼロワンピッチ)と呼ばれる、堀江貴文氏にプレゼンできるイベントがあります。
睦海さんは将来の夢である「飲食店の経営者になりたい」というを想いをぶつけました。
その後、堀江さんから自身がプロデュースする出汁カレー屋「カレーだしっ!」にスタッフとして携わってみないかとの提案が!

ZERO-1 PITCH

実業家の堀江貴文氏にゼロ高生が「夢やビジネス」をプレゼンできるゼロ高ならではのイベント
「ホリエモンチャンネル」(Youtube)で公開される人気のコンテンツとなっている

| カレーだしっ!とは?

”鯖節””鶏がら””昆布”の出汁の旨味が口の中で”ぶわっと広がる”のが特徴の「本気で飲めるだしカレー」
六本木「テリヤキラボ」にて1日30食のポップアップとして6月の1ヶ月間限定でオープン

Q. カレーだしっ!に携わることになった経緯は?

堀江さんから全国展開を目標にした飲食店を構想しているといったお話を伺い、その際に「一緒にやろうよ」と言っていただきました。

飲食店のフランチャイズ経営が夢だった私は、”こんなチャンスは2度とない”と思い「カレーだしっ!」に携わることになりました。

Q. どうして「飲食店経営者」になりたいと思ったのですか?

全国展開しているとんかつチェーン「かつや」臼井健一郎さんという方が、あるときテレビに出演しておられるのを拝見しました。その際、臼井社長の温かみのある人柄や人間性にとても感銘を受け、そのときから「臼井社長のような経営者になりたい」と強く思うようになりました。

美味しい食べ物が大好きということもあり、私は飲食店経営者を目指すことを決めました。

Q. カレーだしっ!の出店で大変だったこととは?

最終日前日にお店の水道管が破裂してしまったことです、、
キッチンが水浸しになってしまい、その日はびしょびしょになりながらも営業を続けました、、。

30日間営業してきてあと1日で終了というところで最大のピンチを迎えました。

私たちは急遽全てテイクアウトに変更して、必死にラッピング作業をし、何とか最終日まで無事乗り切りました。
すごく大変でしたが、特別ないい経験ができたと思います。

Q. 1番印象に残ったことはありますか?

初めて「ゼロ高生と一緒に働けたこと」です。

ゼロ高の活動は普段オンラインが多いため、毎日同級生と会えることはとても貴重な体験でした。
お店の看板制作を、デザインに自信のある仲間が店舗まで手伝いに来てくれたり、閉店後にくだらない話をしながら片付けをしたり、一緒に遊びに行ったりなどしました。

毎日が高校の文化祭のようで、このままずっと一緒に働いていたかったです。

多くのゼロ高生が来てくれ、一緒に「カレーだしっ!」を盛り上げてくれた

睦海さんの「行動力の原点」に迫る🎤

Q. 行動力の原点を教えてください

”夢”を持つきっかけをくださった「かつや」の臼井健一郎社長です。
テレビ番組で臼井社長のことを知った私は、昨年の12月、地元の名古屋から臼井社長のいる東京のオフィスにアポ無しの突撃訪問をしました。

臼井社長は、突然来た見ず知らずの私を親切に事務所の中まで通してくださり、そこで私は「弟子にしてください!」と頼み込みました。

臼井社長からは「弟子はとってない!」とあっさり断られましたが、「新しくキッチンカーの仕事をするから、一緒にやらない?」とご提案いただきました。

それから名古屋から東京まで通い、キッチンカーの仕事をお手伝いしました。
突撃訪問をした経験は、私の人生を変えました。
「行動する」ということが、人との出会いや様々な体験につながり、その後の人生に大きく影響を与えています。

ーーすごい行動力ですね。。

「堀江さんへのプレゼン」「カレー屋の出店」「臼井社長への突撃訪問」など、多くの挑戦をしていますが、これらの経験を通してどのような学びがあったか教えてください。

「高校生」という貴重な時間をいかにうまく使うかが大事

私が学んだことは、「高校生という貴重な時間をいかにうまく使うか」ということです。
高校生という限られた時間を、興味のない授業や人間関係に消費されてはもったいない。
私が臼井社長に突撃訪問をした話をすると、大抵の人からは「高校生なのに凄いね」と褒めてもらえます。

皆さん、考えてみてください。

20代や30代で「弟子にしてください」と来る人と、
高校生で「弟子にしてください!」と来る人


どちらの方がインパクトが大きいでしょうか? 
やはり高校生の方ですよね。

貴重な高校生という時間をうまく使わなくてはもったいないです。

Q. 今後について教えてください

「カレーだしっ!」の出店で学んだ飲食店のオペレーションや利益率などをもとに、自分がお店を持つための準備をしていきます。

現在は臼井社長からのお誘いで、サンドイッチ屋さんで勉強をしているところです。

▼ 睦海さんの働くサンドイッチ屋さん 『つくも弁当
⾅井健⼀郎氏が率いる「チームU.RAKATA」がプロデュースするテイクアウト専門店

「やりたいことがあるのなら失敗する勢いで飛び込むべき」

ーー最後に、“やりたいことがあるけど一歩踏み出せない”という方に向けてメッセージをお願いします

今、自分のやりたいことがあるのなら失敗する勢いで飛び込むべきです。

私も突撃訪問した時は断られる覚悟で行きました。
でも行動を起こしたことで、私は夢の実現に確実に近づいています。
若さと行動力次第で、将来なんにでもなることができます。

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| おわりに

いかがでしたでしょうか?

高校生という貴重な時間を最大限に活用し、行動を起こし続ける睦海さんだからこそ夢の実現に近づいるのだと思います。

睦海さんの姿に動かされたゼロ高生達も、出店の手伝いにたくさん駆けつけました。
誰かが頑張っているプロジェクトに生徒同士でサポートし合い、応援するのもゼロ高の特徴です。


【飲食店を開業したい高校生にホリエモンがアドバイス】