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2019年04月ゼロ高等学院入学式祝辞「道はかならず見つかる」

2019.04.15

新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
実績がまだない、前例がないゼロ高に入学してくれてありがとうございます。

本日、新入学生35名を迎え入れて、ゼロ高は89名になりました。
今日は、会場に来てくれているみんなと、この動画をみてくれるみんなに伝えたいことがあります。

それは「道はかならず見つかる」ということです。

 

わたしについて

わたしは海のある茅ヶ崎という町で育ちました。高校生の頃は海岸で日が暮れるまで友だちと話したり、朝日が眩しい海を眺めながらママチャリで海岸線を走ったりしていました。毎日、楽しかったなーって思います。

ただ、楽しい時間は続かないと思っていました。それは、大人になることは、退屈になるということだと思っていたからです。

パイロットとか、スポーツ選手とか、アーティストとか、小さい頃の夢をかなえることができるのは選ばれた一部の人で、ほとんどの人は夢はかなわない。ほとんどの人は、退屈な人生を我慢をしながら生きていくものだと思っていました。

学校も、進学のための勉強しかなく、楽しい大人の世界なんていうものは教えてはくれませんでした。

 

おとなになって

そんな考えを持ちながら、就職活動をして、仕事をしはじめました。

色々な仕事をしてきました。警備員もしたし、文房具の販売もした。ベンチャーも、スタートアップも経験しました。たくさんの出会いと、失敗と、反省と、後悔の繰り返しでした。

中には退屈な仕事もありましたが、いまは高校のときよりも友だちも増えて、なんだかんだ楽しく生きています。

いま思うと、あの頃のオレたちっていうのは、ただ何も知らなかっただけで、諦めていたように思います。

もちろん先生だってわからないことだと思います。結局、大切なものは誰も教えてくれない、自分でわかっていくしかないということなんです。

わたしがここに立って偉そうに話しているのは、小さい頃から決めていた夢などというロマンチックな話があるわけでもなく、たくさんの経験をしてきた結果です。

それは結婚して、子どもがうまれて、
これから生まれてくる連中になにができるのか、じぶんはなにをしてやれるのかっていうのを、人生をかけて、本気でやろうと決めた結果です。

ここに立つまでには、いろいろな場所へ行き、いろいろな人たちと出会い、価値観にふれて、考えて、わかり、自分の道をどうにか見つけたいと歩いてきました。決してまっすぐな道ではありませんでした。

ですから、ゼロ高生のみんなにも、ゼロ高生という貴重な時間を使って、いろんな場所に行き、素敵な人たちと出会い、経験して、価値観にふれ、考えて、わかっていって、自分の道を見つけてほしいです。

 

ゼロ高とは、自立をする場所

ゼロ高は、自立をする場所です。通信制高校の仕組みを使って、高校卒業資格を取得します。

通信制高校は、全日制と比較して、1年間の高校卒業のための時間が大体2ヶ月で終わります。ゼロ高生は、1年のうち、10ヶ月を使って自分の道を探し、自立することに挑戦します。

自立とは、色々な解釈が持てますが、ゼロ高生の自立とは「お金から自由」になることです。そして、自立するためには、「3つの足」が必要です。

ゼロ高生以外のみんなも、この自立のための3本の足の話は参考になるかもなので、ぜひ聞いておいてほしいです。

3本の足とは、それぞれ

1. 行動
2. 仲間
3. ファン

この3つの足です。それぞれ、説明します。

1. 行動から可能性を知る
どれだけ悩んでいても、考えていても、状況はなにもかわりません。行動することだけが、変化をつくります。

選ぶ道はなんだっていいです。世界一の窓拭きやトイレ掃除になってもいいし進学しても、就職しても、起業してもいいです。

ゼロ高生に、野球に人生をかけた生徒がいます。彼らは怪我をしてしまい、野球ができなくなりました。お先真っ暗な状態です。お先真っ暗な状態で、彼らは、決断し、行動をしました。その生徒は、宇宙飛行士を目指しています。
その彼を、ゼロ高生は誰も笑いません。

やってみなければわからないからです。
ゼロ高生は、今できることに集中しています。どんなことだっていい。行動する。そこから必ず道は見つかります。

2. 仲間を見つける
「速く行きたいなら1人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」ということわざがあります。
1人ではたどり着くのが難しい場所でも、仲間がいれば、助け合える仲間がいれば、たどり着く可能性は上がります。

ゼロ高生同士で、VTuberをつくっている生徒がいます。
彼からは、一緒に学んだことで、6月までに、お金を稼ぐと思います。仲間がいるからこそ、行ける世界があります。
仲間を見つけましょう。

3, ファンをふやす
どれだけすばらしい作品をつくったとしても、それを愛してくれるファンがいなければ自立はできません。どれだけ不恰好でも、あなたの作品を愛してくれるファンが世界中にいたら、あなたはきっと自立ができます。

ゼロ高生に、絵を書くのが好きな生徒がいます。彼女は、今年の2月、堀江さんのお祭りで、東京タワーの前でブースを出しました。似顔絵ブースです。2、3人ぐらいお客さんがきたらいいんじゃないかなーって思っていたけど、結果、30家族以上の行列ができました。彼女はあの日、初めてファンを獲得しました。

本当に小さな1歩です。ですが、確実に前に進みました。あなたができる小さなことで大丈夫です。ファンをつくってください。

行動、仲間、ファン。この3つの足で立てるようになったとき、あなたは自立ができるようになります。

 

誰かの勇気に

みんなには、ゼロ高生という大切な時間を使って、自分の道を見つけてほしいです。ゼロ高生が、自分の道を見つけ、自立したその姿が誰かの勇気につながってくれることを、楽しみにしています。

どんな小さな1歩でもいい。未来も過去も関係ない、今できることを挑戦しよう。

その先に、あなただけの道があります。あきらめなくていい。道はかならず見つかります。

長い時間、聞いてくれてありがとうございました。

 

2019.04.05
ゼロ高等学院代表
ないとう けんじ

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